こんにちは!
有楽町駅・東京駅から徒歩数分、
東京都千代田区丸の内の新東京ビル歯科クリニックです。
「お口の健康は、体の健康」という言葉の通り、口腔ケアを行うと、身体に良いことが多くあります。
今回は、口腔ケア(口の中のケア)を行うことによるメリットをご紹介します。
口腔ケアの5つ目的
①虫歯や歯周病の予防に繋がる
こちらは一番最初に思い浮かぶかと思いますが、口腔ケアを行うと虫歯や歯周病予防が期待できます。
歯と歯の間や歯の付け根部分、歯と歯ぐきの間に多く溜まっているプラーク(*1)は、虫歯や歯周病の原因になります。
プラークを取り除くために、日頃から口腔ケアに取り組むようにしましょう。
*1 プラーク:食べ物の残りカスなどが歯につき細菌が繁殖したもの。白くネバネバしている。
②誤嚥性肺炎の予防に繋がる
特に高齢者に多い誤嚥性肺炎は、唾液や飲み物、食べ物が誤って気管支や肺に入ってしまう「誤嚥」の際に、口腔内の細菌も一緒に気管支や肺に入ってしまうことで発症する疾患です。
菌が入ることで肺炎が起きるため、口腔ケアを行うことが口腔内細菌数を減らすことに繋がり、誤嚥性肺炎の発生率を下げる効果が期待できます。
③唾液の分泌が増える
口の機能が低下したり、内服薬の副作用などにより唾液が出にくくなると口腔内が乾燥してしまいます。
乾燥することにより、口臭が発生しやすくなってしまったり、また唾液が無くなると口の中を清潔に保つ自浄作用が低下してしまいます。
唾液は口腔内を健康に保つために必要なものですので、口腔ケアをして口の中を刺激することにより唾液を出やすくしていきましょう。
④味覚の改善
舌に厚く舌苔(*2)がついていたり、口腔乾燥が進むと味覚が鈍ってしまいます。
そのため、舌ブラシや、口腔ケア用ティッシュを使用して舌を綺麗にしましょう。口腔内が潤ってくると味覚の改善の効果があります。
*2 舌苔(ぜったい):舌についた汚れのこと。下の表面に、食べ物のカス・口腔内の細菌などが堆積したもの。
⑤認知症の予防
「残っている歯の本数」と「記憶能力」には相関関係があると言われています。
実際に、歯がほとんどなく入れ歯を使用していない人は、20本以上歯が残っている人に比べて1.9倍、あまり噛めていない人は何でも良く噛める人に比べて1.5倍、認知症になる確率が高くなるという研究結果も出ています。口腔ケアを行って、歯を大切にしていきましょう。
その他にも様々な病気の予防に繋がったりと、口腔ケアには良いことがたくさんあります。
口腔ケアを欠かさず、身近なところから毎日行っていきましょう。
院長のご紹介
早速 晴邦
<略歴>
東京歯科大学 卒業
東京慈恵会医科大学医局入局
導和歯科医院 勤務
新東京ビル歯科クリニック 勤務
医療法人社団 輔珊会 理事長就任
<受賞>
東京都知事感謝状
東京都功労者表彰
厚生労働省表彰
アクセス情報
〒100-0005
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